これまでの職歴を生かして今より高い収入を得たい方や、未経験だけど挑戦してみたい仕事がある方は多いのではないでしょうか。
マイナビ転職は、株式会社マイナビが運営する転職者向けの求人情報を多数掲載しているサイトです。
現在様々な転職サイトがありますが、今回はマイナビ転職のメリット・デメリットやそれを踏まえたマイナビ転職の利用に向いている人の紹介をします。
・検索方法が豊富で自分に合った仕事が見つかる
マイナビ転職では、業種や収入から企業を探すことはもちろん、「興味があるモノ・コトから求人を探す」という項目があります。
例えば、「漫画」を選ぶと漫画の編集アシスタントや漫画のグッズデザイナーなどの求人が表示されます。
他にも、「カフェ」「旅行」などの項目があり、好きなことを仕事に繋げたい方にはおすすめの機能です。
また、「適性診断から探す」という項目もあり、会員登録(無料)が済んでいる方は仕事の適性診断を受けることができます。
この診断では自身の強み・弱みなどを客観的に知ることができるため、自身の適正に合った求人を探すことができ、「どんな仕事が向いているのか分からない」という悩みを解消することができます。
・企業から直接スカウトされる
マイナビ転職では、「スカウトサービス」というものがあります。
この機能は、WEB履歴書を公開することで求人企業から直接応募のオファーが届くサービスです。
スカウト機能は、マイナビ転職に求人情報を掲載している企業からのものと、WEB履歴書を転職エージェントが閲覧し、求人を紹介したい人材に送信されるものの2種類があります。
企業から直接オファーが届くので、転職活動に難航している方のモチベーションアップにも繋がるので利用して損のないサービスとなっています。
また、場合によっては書類選考が免除されたりというメリットもあります。
もちろん氏名や連絡先等の個人情報は公開されませんので安心してスカウトサービスを利用することができます。
・高収入の求人は少ない
様々な業種の求人が掲載されている一方、マイナビ転職は高い年収の企業への転職、いわゆる「ハイクラス転職」を目指している方には向かない傾向にあります。
これはマイナビ転職を登録している年齢層が20代~30代がほとんどと、若年層に偏っていることが原因かと思われます。
「ハイクラス転職」の定義はサイトや年齢などにより異なりますが、大体年収800万円以上が基準となることが多いです。
しかし、マイナビ転職では初年度年収で検索してみると、600万円以上辺りからヒットする企業数ががくっと減ってしまう印象です。
勤務地、職種など全て指定していない状態で検索しても少なかったため、そこから希望の条件などを追加するとさらに企業数が限られることになってしまいます。
また、先述した通り若年層の登録者が多いため、40代以上の求人はあまり多く見受けられません。
そのためミドル世代の方は少ない求人の中から選ばなければならなくなるため、必然的に企業も限られてしまい希望の業種がなかったり、少ない中から転職先を選んだ結果、後悔してしまう可能性が高くなってしまいます。
ミドル世代で転職を考えている方にはマイナビ転職はあまり向かないようです。
・マイナビ転職の利用に向いている人とは
以上の傾向から、マイナビ転職は「色々な業種の求人を見たい」「自分の好きなことを仕事にしたい」「自分に合った業種を知りたい」「20代~30代で転職を考えている」という方におすすめのサイトです。
もし高収入の転職先を探している方や40代以上のミドル世代の方がマイナビ転職を利用する際は、別の転職サイトと併用したほうが希望の転職先を見つけやすいと言えます。